60's

ジョーン・バエズ : Joan Baez

ジョーン・チャンドス・バエズ(英: Joan Chandos Baez、1941年1月9日 – )は、アメリカのフォーク系ミュージシャン。
1941年に、ニューヨーク州のスタテン島にてメキシコ系の家に生まれる。彼女の一家は、クエーカー教徒であった。
また、父親のアルバートは物理学者であり、軍需産業への協力を拒否し、それはジョーンの1960年代から現在まで続く公民権運動と反戦活動へ影響を及ぼした。

歌手としての経歴は、1959年のニューポート・フォーク・フェスティバルから始まった。
ファースト・アルバムの『ジョーン・バエズ』は、1960年にヴァンガード・レコードから発売される。同作は「ドナドナ」「朝日のあたる家」などトラディショナルのフォーク・バラード、ブルースと哀歌が、彼女自身のギターによって演奏された。

1961年に発表された、2作目の『ジョーン・バエズ Vol.2』はゴールド・アルバムとなり、翌年リリースされた『ジョーン・バエズ・イン・コンサート 』も同じくゴールド・アルバムを獲得した。バエズは、1960年代初頭から中期に掛けて、アメリカにおけるルーツ・リバイバルの先頭に立ち、自らの聴衆に対し、ブレイク前のボブ・ディランを紹介し、また多くのアーティストらはジョーン・バエズを模倣した。

1969年のウッドストック・フェスティバルにも出演し、Joe Hill, Swing Low Sweet Chriot を熱唱している。。

2010年3月、スペイン政府より芸術文学の勲章を受勲し、Excelentisima Señoraの称号を得る。

Donna Donna (1960) by Joan Baez

House Of The Rising Sun(1960) by Joan Baez