60's

サイモン & ガーファンクル : Simon & Garfunkel

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel, サイモンとガーファンクル)は、1960年代に活躍した、ユダヤ系アメリカ人のポール・サイモンとアート・ガーファンクルによるポピュラー音楽ユニット。
1964年にデビュー、1970年に活動停止。しかし、それ以後も折に触れて2人で活動している。1990年にロックの殿堂入りを果たした。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)のまとめサイト: 100SimonGarfunkel.com

ニューヨークの小学校で同級生だったポール・サイモンとアート・ガーファンクルは、1957年トム&ジェリーというデュオでデビューするが成功は得られず、
1964年にサイモン&ガーファンクルとして、再デビューする。
当初は話題にならなかったが、1965年フォーク・ロック調にリメイクされた「サウンド・オブ・サイレンス」全米チャートを上昇。1966年1月に1位を獲得し、一躍人気デュオとなる。

Sound of Silence : サウンド・オブ・サイレンス (1965)

その後も、ポールの作り出す哲学的・思索的な深い内容の詞・曲とアートの美しい歌声、そして2人の絶妙なハーモニーが受けて『スカボロー・フェア/詠唱(Scarborough Fair/Canticle)』『ミセス・ロビンソン(Mrs.Robinson)』などが大ヒット。1967年に映画『卒業』(日本公開は1968年)の音楽を担当したことで、日本をはじめ世界的にも大きな成功を収めた。

Scarborough Fair : スカボロー・フェア (1968)

だが、1970年発表のアルバム『明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)』の制作中に、ポールとアートの音楽に対する意見の違いが表面化した。『明日に架ける橋』は、全世界で売上が1,000万枚を超える大ヒットとなり、グラミー賞の最優秀レコード賞・最優秀アルバム賞を受賞したものの、このアルバムを最後に2人はそれぞれのソロ活動に入った。

Bridge Over Troubled Water : 明日に架ける橋 (1970)